植物図鑑
「植物図鑑」といっても、図鑑ではなく、有川浩の小説の題名。
ストーリーはとりあえずおいとくとして、とにかく野草を食べるお話で
友達に「きっと好きだよ」とお勧めしてもらって読んだのだが
まあ、ほんとに、おやまぁ!であり、楽しかったのだ。
拙作の「こおに」や「のねずみ」が、ヨモギ茶をのんだり野いちごを食べたり
つくしをとったりしたように、このお話の主人公たちも野草を食べるし
私達が掲示板で話題にしたように、へくそかずらやイヌフグリが
かわいそうだと…。
冒頭いきなりへくそかずらの話題ですから!素敵。
ストーリーはおいといてというのは、かなり好みがわかれそうなので
誰にでも勧められるおもしろさ…ではないのだが、
私にとっては、他人が書いたは思えないほど
好きなものが一緒だったので、(友達の読みどおり!)
珍しく、きゃほー!といいつつ読んだのだった。
上の写真は 雑草…いや、名前は…
(雑草という名の草はない、すべての草には名前がある…by昭和天皇 。
この有名な言葉は作中にも出てくる。)
エノコログサ、ヒメジョオン、イヌビエ、と、多分、カヤツリグサの一種。
これは、多分、どれも食べられないと思うが、信号待ちをしていた時
歩道の植え込みにあったので、ちょっともらった。
雑草仲間なのでUP。
下の絵の、ヘクソカズラも信号待ちの植え込みで。
茎を折った時のにおいは、ちょっとだけ、オナラのにおいに似ていた。