古い友達、新しい友達

有川浩さんが、コロボックルの新しい続きを書かれたらしく
あちこちで、その話題に行き当たる。

だれも知らない小さな国

シリーズも人気だ。

もちろん、私もシリーズ全部読んだのだが
持っている、第一巻が古い本なので
挿絵がちがっていて、なんだか
馴染めないまま、第一巻だけが、大のお気に入りとして
本棚に残っている。

…といったら、見たい!と、リクエストがあったので
いそいそ、アップする。

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ヒコ老人、エノキノデブちゃん、ヒイラギノヒコ、オハギちゃんがいる。

しかし、佐藤さとるさんも、村上勉さんの挿絵が大好きだそうだし
人気があるし
子供のころ、読んであまりにも好きだったばっかりに
この絵じゃないと、ピンとこないというのは
ちょっと損してる気がする。

コロボックルたちには、どこかで会えるのじゃないかと
子供のころ思っていたので、この絵を見ると
古い友達と会ったようだ。

もうひとり、古い友達を。

ぼくはネンディ

マリア コブナツカ 作
ポーランドの本。

粘土のにんぎょう。
まねして、自分でつくって筆箱に入れていた。
耳が大きいのがネンディ。
となりは消しゴムのねずみ。
一緒にトーシャという女の子の筆箱で
くらしている。

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ずっと、外国の画家の挿絵と思い込んでいたが
大人になって見直すと、中川梨枝子さんだった。
そう思って見ると、かなり、そうだ。

古い友達は、ほかにも、たくさんいるが
もう一冊は、新しい本を。

友達からプレゼントしてもらった。
びっくりするほど、好きなものばかりの本。

木のあかちゃんズ

いせひでこ

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はっぱとどんぐり。
そしてモノクロのラインがやわらかくて、きれいだ。

こんな絵、描きたい。
描けん…だろうが、目指したい。

好きな挿絵を見ているときは、至福。