茶房くろねこで、「ジョンがごちそうになったサンドイッチ」をどうぞ。

ひさしぶりの「本の中のおいしそうなもの」シリーズは

「ふくろ小路一番地」イーヴ.ガーネット作にでてくる

「びっくりするほど上品なサンドイッチ」。

 

今までの「本のなかのおいしそうなもの」は、どれも

長いこと愛読している本からだったが、

今回は、一度読んだだけで、また読みかえそうとは思わなかった本だ。

なのに、なぜ登場かというと

物語の中に出てくるサンドイッチの描写が

サンドイッチを食べるたびに思い出されてしまうから…。

あらすじもわすれているのに。

 

本のあらすじとしては…

カバー裏に書いてあるものを引用すると

「ふくろ小路一番地に住む子だくさんのラッグルスさん一家の楽しい物語」

 

その子だくさんのなかの一人、ジョンがあるとき、

ひょんなことから、お金持ちの家の子供の誕生パーティに

飛び入り参加して、とても楽しくすごく章があって、

そのなかに、私が忘れられないサンドイッチが出てくるのだ。

 

といっても、あっさり書いてあるだけなんだが…。

 

引用。(今回、引用多し。)

サンドイッチはーーパンの耳なんか切りとっちゃった、びっくりするほど

上品なのが、ピラミッド型につまれてありました。

そして、どのピラミッドのてっぺんにも、そのサンドイッチの種類を

書いた旗が立っていました。

パンはとてもとてもうすく切ってあって、ちょうど、ラッグルスかあちゃん

おふるまいのときにするように、三角に切ってありました。

 

一度読んだだけで、なぜ、引用できるのか。

それは、読んだ後、近くの銀行の文庫に寄付したものを、借りてきたから!

 

で、読みかえし、作ってみた。

具については、書いてないので

勝手に自分の好きなもので作ってしまった。

茶房くろねこでは、それほど上品にはできなかったが…

 

 

能書きばかり長くなってしまった。。。

さぁ、みなさん、どうぞどうぞ!

 

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ブルーベリーとリコッタチーズもどき。

リコッタチーズもどきは、ヨーグルトを水切りしてできたホエイで作った。

(ホエイと言えば、はじめてこの言葉を知ったのは、「大きな森の小さな家」だった…

こうして、自分が食べたり飲んだりするようになるとは思わなかったものの一つ。)

りんごジャムとバター。

 

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たまごサンドは、薄焼きたまごにマヨネーズとケチャップ。

チキンサンドは、鶏むね肉をゆでて薄切り、

味付けは柚子胡椒としょうゆをちょっと落としたマヨネーズ。

に、育ちすぎてなんだかわからないイタリアンパセリ

 

あっ!店長!

 

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だめですってば。

 

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すぐさま、花瓶撤収。

こうなることは、予想はしていた。

それでも、お菓子がない分、テーブルをはなやかにしたかったのだ。

 

ジョンが飛び入りした誕生会には、

ほかにもコーヒー入りの砂糖がかかったケーキとか

ピンクやみどりの砂糖のかかったお菓子とか

チョコレートクッキーとかたくさんのおいしそうなお菓子があった。

そして、飲み物はやっぱり紅茶。子供ばかりなのに。

 

サンドイッチも、ほんとはもっとたくさんあったはず。

私が作ったくらいでは、ピラミッド型に積めない。

 

水きりヨーグルトが食べたくて

ホエイがもったいないからと、リコッタチーズもどきを作ったことから

思い出した、この本。

ついつい、二か月くらい借りたまま。

そろそろ、返しておこう。

 

 追記

このサンドイッチ、二か月前のもの?と読める ↑ の文章。

 

正しくは、リコッタリーズもどきを作ろうと思ったことから

思い出して、借りてきたのに、

まだ、返してない本をみつけて

作らないままだったことを、思い出して作った…ってことです。

どうでもいいんだけど。(^^;