ハンミョウとダンゴムシ

半月ばかり前に、仕事場の露地で見た、ハンミョウとダンゴムシ

 

f:id:rinngonotane:20200901195130j:plain

ダンゴムシは、比率で言うと四倍くらい大きく描いている。

 描きにくかったので、拡大。

 

f:id:rinngonotane:20200901195219j:plain

f:id:rinngonotane:20200901195349j:plain

 

f:id:rinngonotane:20200901195420j:plain

f:id:rinngonotane:20200901195536j:plain

前足でちょいちょいと、ダンゴムシを転がすと

ちっ!というように、前足を広げて去っていった。

 

f:id:rinngonotane:20200901195219j:plain


その後、10分くらいたってから、ようやくダンゴムシ

もとの姿に戻り、これもまた、去っていった。

 

調べてみると、ダンゴムシはハンミョウの獲物になるらしい。

なぜ、ちょいちょいでやめたのかわからないが

ダンゴムシが、まだ小さくておいしくなさそうだったのかも。

人間が肩をすくめて両手を広げるようなポーズに笑ってしまった。

たまたまそういうポーズになっただけだろうが。

 

仕事場の露地に、ハンミョウはずっといる。

私が知ってる限りでも、35年くらい前からいる。

でも、見かけるのはいつも単独。

代々、世代交代しているはずなのに

カップルでいるのを見たことがない。

 

暑い暑い八月だったから、近くの公園へも、めったにいかなかった。

草木を見たくなると

猫の額より狭い庭や路地をうろうろしていたので、

はじめて、ただ、ぴょんぴょんしてるだけじゃないハンミョウを見た。

 

f:id:rinngonotane:20200901201347j:plain


これは別の時に撮ったハンミョウ。

同じハンミョウかどうかは不明。

 

色鉛筆では、このキラキラ感がでない!

 

 

 

今日は旧暦では七夕

昨日の夕方、散歩に行ったら

ツクツクボウシが鳴いていて、

ちょっと秋めいた風も吹いていたのに

今日は、最高気温38度の猛暑だった。

わりと涼しい仕事場でも37度。。

 

汗をかきながら庭に出てみると、

路地に、朝顔が芽を出していた。

踏まないように、鉢に植え替えたけど、育つかな。

七夕も、昔は、秋の行事だったんだし

朝顔も、秋の花だったんだから、間に合うかも。

 

f:id:rinngonotane:20200825190045j:plain

 

 

今年は、短冊も書かなかったので、

なんか七夕らしいこと…と

昼ご飯は、茶房くろねこで、豪華そうめん定食にした。

 

f:id:rinngonotane:20200825190848j:plain

 

店長はサボっていた。。

f:id:rinngonotane:20200825191034j:plain

昼寝のあとには

キャベツとトマトのサラダ、七夕バージョン。

多分、七夕を満喫したはず。

偶然のあんみつ

カップアイスのかき氷にあんこをのせたくて

残っていた小豆であんこを煮た。

おいしかったので、缶詰を買ってきて

寒天つくって、あんみつにした。

 

断砂糖…なんて、どこへやら。

暑さを乗り切るには食べたいものを食べようと、

断砂糖も、食費の予算も度外視の日々。

 

f:id:rinngonotane:20200822195220j:plain

 

アイスまでのせている!

 

これを食べた次の日だったか、たまたまテレビをつけたら

グレーテルのかまど」があっていた。

石井桃子のみつまめ」

 

先月、石井桃子さんのエッセイ「家と庭と犬とねこ」を読んで以来

「プーと私」や訳本の「麦とおうさま」を読んだり

「チムラビット」を読みかえしたりしていたところだったから

この偶然がうれしかった。

 

 

そして、今更ながら、自分のいいかげんさを再確認したのだけど

こどものころ、いとこの家からもらってきて、ずっと大好きだった

「こねこのピッチ」も、「ちいさいおうち」も石井桃子さんの訳ではないか。

私のどんぐりまなこは、節穴だ。。。

さすがにプーさんは知っていたが。。

 

私の最古参愛読書にずらりとならぶ、「石井桃子訳」の文字。

私の脳みそのかなりの部分は、「石井桃子訳」でできていたのだった。

 

エッセイに出てきた犬養家でプーさんの原書に石井さんが出会った話は

二十代のころ読んだ、犬養道子さんの「花々と星々と」だったか

「ある歴史の娘」だったかで、私は読んでいた。

こんな政界のトップと知り合いの人が、プーさんを訳したのか!と驚いて

そのまま石井桃子さんに対する興味は薄れてしまっていた。

 

 

が、この「家と庭と犬とねこ」を読んで、そのイメージはがらりと変わり

親近感と、その親近感を上回る尊敬の念…押しつぶれそうなほどの…

を持つようになった。

 

そういえば、先日の

サンドイッチの「ふくろ小路一番地」も石井桃子さん訳だった。

 

rinngonotane.hatenablog.com

 

児童書が好きだと言うと、

たいていの人は、こどもと読書にかかわることが好きなのかと思うらしいが、

私は、こどもが苦手だ。。。

私は自分が好きだから、読んでいる。

中学生の時、大人になるんだから、こども向けの本からは卒業したほうが

いいんだろうと、勝手に思い込んだけど

結果、中、高校生のころ読んだ本で、愛読書になった本はない。

(代わりに、それでも読んだ「ぼくはネンディ」は今でも私の愛読書だ。)

大人になってからは、大人らしいものを読まなきゃという気持ちは

きれいさっぱりなくなったので、もう、読みたい放題。

 

石井さんのエッセイによると、「くまのプー」は合う人と

合わない人がはっきり分かれる物語らしい。

 私は相性がよかったんだな、幸せにも。

 

rinngonotane.hatenablog.com

 

いつか、この看板をみて「あ!これは!」と言ってくれる人がいるかもしれない。

 

「みつまめ」は読んだエッセイには出てこなかった。

番組もつけた時には、途中だったので

「みつまめ」とのエピソードは聞き逃した。

こどものころ、食べたかったものだとか、番組案内に書いてあった。