八月後半に会った生き物

まずは、カモ。

 

f:id:rinngonotane:20210902195345j:plain

8月18日

 

もう、カモの親子も飛んで行き

しばらく、池にはカモがいない日が続いたが

半ば過ぎに、見つけた。

嘴が薄緑のカモは見たことがない気がした。

調べてみたら、マガモのオスの冬羽?じゃないかと。

自信はなし。。

 

一人で気持ちよさそうに泳いでいたけど

二日後くらいにはいなくなった。

 

8月30日には、このカモにそっくりなカモが二羽、池に来ていて

カラスの脅しに、二羽で対抗していた。

 

その後、行ってないので、今もいるかどうかはわからない。

どこかへ行く中継地として池を使っているのかもしれないと、思った。

 

前に、一年中、ここでカモを見ると思っていたことを

間違いと思ったけど

居続けているわけじゃないが、一年中見かけていても

不思議ではなかったということが分かった。

知ってる人には当たり前のことだが、自分としては発見!で、うれしい。



さて、これからは、どこに何がいるでしょう?の写真、二枚。

 

f:id:rinngonotane:20210902200921j:plain

 

f:id:rinngonotane:20210902201041j:plain


正解は…

 

 

上は、カエル。

ど真ん中より、ちょっと上。

背中に線があるので、ツチガエル?

池のそばの林の中で見つけた。

踏まなくてよかった。

 

 

下は、すぐ、見つかったであろうハンミョウ。

今年、やっと、三回目の出会い。

オスかメスか、そっくりなのでわからない。

来年また会えるといいなぁ。

 

おとといは、二百十日だったらしい。

すっかり忘れていた。

二百十日過ぎたと思うと、暑くても夏が終わったという気がする。

江戸から明治へ変わっていく頃を書いた本

いろんなジャンルの本を読むけれども

春頃から、ずっと継続して読み続けているのが

江戸から明治へと変わっていった頃のことを、書いた本だ。

 

きっかけは、Amagonさんのブログを読んで面白そうと思ったから。

amagon.hatenablog.com

 

 月に一度、テーマを決めて、それこそいろんなジャンルの本を

紹介してくれるブログ。↑

 

そこで…

まず、イザベラ.バードの「日本奥地紀行」を読み始めた。

前から、大きな歴史上の出来事ではない、

その時代の暮らしぶりというものを知りたいと、ずっと、思っていたが

その詳細な記録は、期待以上だった。

明治11年の日本、日光から山形、新潟、北上して、北海道までの

富裕な家庭の様子から、生きるぎりぎりの生活をしている人々のことまで

細かく書かれていてる。

その場でメモをしていたとしても、

夜、宿で日記を書くとき、よく、おぼえているなと驚くしかない。

彼女の見る目は、厳しくて、優しい。

 

こまごまと書かれたところを、何度も行きつ戻りつしたので

読み終わるのに、時間がかかった。

 

f:id:rinngonotane:20210828155102p:plain

 

読み終わったあと…

 

前書きにあった、持病の養生のために外国旅行しているという割には

とても、ハードな行程で、なんども馬から落ちたりもしていて

これが、療養のための旅行?というのが、腑に落ちず、

検索して探して読んだのが

(これはAmagonさんのブログではなく自分で探した。)

「イザベラバードと日本の旅」金坂清則

 

バードの評伝のようなもので、詳しかったけど

詳しすぎて、あんまりおぼえてない。。。。。

ただ、やはり療養の旅ではなく、ちゃんと、後ろ盾もある

研究の旅だったらしいということは、わかった。

 

f:id:rinngonotane:20210828155102p:plain

 

そして、次に

やはり、Amagonさんのブログで紹介されていた

「逝きし世の面影」渡辺京二

幕末から明治にかけて、日本にやってきた外国人たちが書いた日本。

美しい風景や明るい人々、といった感想をたくさん引用されている。

 

ちょっと、褒められた部分ばかりを集めているというところはある。

けれど、そういう面もあっただろうと思う。

景色をほめられている。人々が明るいと言われている。

エデンの園に例えている人も、いる…

 

それで、杉浦日名子さんの漫画、「エデンの園(短編)」を読みかえしたり。

                「東のエデン」でした。

f:id:rinngonotane:20210828155102p:plain

 

そして…

読んだ本を返しに行ったときに、たまたまカウンターの横に

陳列してあった、「幕末下級武士の絵日記」大岡敏昭

ずっと、そういう時代のことが書かれた本を読んでいたせいか

ぱっと目について借りてきた。

 

著者の大岡敏昭さんは、この下級武士ではなく、解説している人で

絵日記を描いたのは…

忍藩(現・埼玉県行田市)の下級武士・尾崎石城。

 

f:id:rinngonotane:20210828152018j:plain


これは、もう、楽しい。

なにしろ、絵日記なので、絵も楽しい。

暮らしぶりも、人となりも、楽しい。

親近感もある。

 

外国人から見た日本人、を読んだ後では

なるほど、こういうところが、あんな風に見えたのか、などと

思うところもある。

 

f:id:rinngonotane:20191021204710p:plain

 

唐突だけど、漱石とローラ.ワイルダーの共通点は…

 

同じ年生まれ。

1867年 慶応三年

 

イザベラ.バードが日本を旅したのは、1878年。

 

だから何だってことはないのだが、

そうか。。と、いろいろ思いが巡る。

八月終わりの庭

昨日は、処暑だった。

歩けば、ツクツクボウシの声も聞こえるし

このまま、秋になりそうな気もしてきた。

 

うちの庭は…

 

白っちゃけたような変な色だったイヌタデ

ちょっと赤みが差してきた

 

 

f:id:rinngonotane:20210824191133j:plain



ホトトギスは、次々に咲いている。

 

f:id:rinngonotane:20210824203856j:plain

 

今年初めに描き始めた、草花イラスト、

なんとか三日坊主にならず

月に一度か二度、描いている。

超スローペース。

 

あと、一ページで、スケッチブック終わるけど

片面しか描いてないから、それほど、多くはない。。

 

 

f:id:rinngonotane:20141013195937p:plain

 

そう!

庭では、うれしいことがあったのだった。

 

今年、ずっと見かけなかった、ハンミョウがいた!

よかった。

実は、去年、雨漏りの修理をしてもらった時

大工さんに頼んで、家の外に置いていた廃材を処分してもらったのだ。

もしや、そこに住んでいたのでは?

私が絶滅させたのでは?と

ずっと、会えないハンミョウのことを心配していたのだった。

 

何も持ってない時にでてきたので、写真はないけど

ひさしぶりのうれしい出来事だった。

 

 あと、咲いて散ってしまった、ミズヒキが

また咲き始めた。

 

今年は、庭の草花も虫も、気候不順にまよったのかもしれないなぁ。