旗本フライパン
斉藤洋さんの…エッセイ風不思議ショートショート集
人形がおどったり、狐に化かされたり、幽霊と仲良くなったりと
いう話を、まるでエッセイのように、普通に書いてある。
どうやら、主人公の「私」は斉藤さんのようなので
不思議な話ながらも、「ふ~ん、斉藤さんってこういう感じの
大学の先生なんだ」と思ってしまうところが、また不思議だった。
一緒に借りた「ドローセルマイヤーの人形劇場」
「くるみ割り人形」ホフマンにでてくるドロッセルマイヤーさんの名を
代々受け継いだ人形師の、これもまた不思議な話だった。
やっぱり、ドイツ文学の先生なんだな~。
すごく、ドイツっぽい童話だとおもった。
話はそれるが…
「くるみ割り人形」は子どもの頃よく読んだ。
とくにお菓子で出来たお城のあるくるみ割りさんの国のところが
大好きでくり返し読んでいた。
「マジパンのお城」なんて読むとなんておいしそうと思ったり。
マジパンをケーキの飾りの細工物と知らなかったので
塔の上にアンパンみたいなのがのっていると想像していた。(^_^;)
上記の二冊以外に読んだ
「テーオバルトの騎士道入門」
「マックスの泥棒修行」
「白狐魔記」(一巻…あとのはあまリ好きじゃない)
作風は違うけど、どれもおもしろい。
見守る師匠と成長する弟子…という共通点はあるかもしない。
「ルドルフとイッパイアッテナ」を読まなきゃ~。
ひきだしのすみっこ
ちょっと夏らしくtop模様替えしました。
そろそろなかみもつくらなきゃ…。