ゑいもせす

夏に「百日紅」を読みかえして以来、 町にでて、本屋さんに行けば、 杉浦日向子さんの漫画を買っている。 今読んでいるのは「ゑいもせす」という短編集。 一話めに、木瓜の実がでてきて あぁ、今頃の季節の話なんだなと思いながら読んでいる。 木瓜の実も、かりんとおなじに、いい香りらしい。 「お江戸でござる」も楽しみに見ていたし お江戸エッセイも好きで読んでいたのに なぜか、漫画は読んでなかった。 もっと早く読めばよかった。 とにかく、おもしろい、いやおもしろいだけじゃなく すごい、すごすぎる…。(今更なにを、と言われそうだが) 近頃、文庫でいろいろ出版されているようで まだ、未読の漫画が本屋さんに並んでいるのだが いっぺんに買うのが、もったいないようで一冊ずつ買っている…が、 絶版にならないうちに、買わなくては。