このごろ読んだ本 リスト5

ばらばらに予約して、待ち人数もばらばらだったのに 一挙に4冊準備が出来たと連絡があって 嬉しさ半分、困った半分で借りてきた。 でも一気に読んでしまった! まずは、それ以前に借りていた本や読み返した本から… ミスター.ミー     アンドルー.クルーミー       ヘンテコな小説。しかも難しい!数学、哲学の素養があったらもっと楽しめそうなのに!    …が読み進めずにはいられない。同時進行の主人公たちがどうなるかハラハラなので。 アーニャの真っ赤な嘘   米原万里          旧ソ連の小学校に通っていた筆者のノンフィクション。     思うとこがありすぎて感想がまとまらない。 俳人漱石   坪内稔典    再読。 パラパラ読んで、にやにやする。 まとめてやってきた四冊。 いとま申して  北村薫      作者の父親の中学生時代の日記をもとに、戦前あった雑誌「童話」をめぐる史実を調べてたどる。    こういう調べる作業というのが、私も好きだ。当然ながら、内容としては私的でマニアック…。 開かせていただき光栄です  皆川博子    初めて読んだこの作者の本。80過ぎての著作とは思えない若々しさ!    19世紀のイギリスを舞台にした推理小説。予想を裏切る面白さだった。 偉大なるしゅららぼん  万城目学    こちらは予想通りの奇想天外小説。登場人物にやさしい大団円が◎だった。 猫と妻と暮らす   小路幸也    題名どおりではなく、妻がときどき猫になるのである…。    不思議な日常が淡々と進んで、読み心地がとてもいい。    ちょっと「家守奇憚」を思い出すような雰囲気。     読書の秋とはいえ 二週間に4冊読めねばと思い(読まずに返す手は考えない…しかも二週間待たずに読み終えてしまい再読中) かなり家事を手抜きしてしまったので、予約は用心しいしい入れることにする。 img084.jpg さくらの葉っぱと銀杏のはっぱ。