読んだ本 RDG6
余裕がない~と言ってる時にかぎって
予約していた本が、かたまってやってくる。
もちろん、キャンセルすればいいんだが
そこは、半年以上も待った本もあるので…。
これも一年くらい待った本。
ちょうど予約した頃、囲碁友がアニメのDVDを貸してくれたのだった。
コンピューターで描かれたきれいな画面のアニメだったな。
この本は、ストーリーや設定が、アニメや漫画っぽい。
実際アニメにもなっている。
でも、なぜか読んでいてアニメの画像が浮かばなかった。
なぜかは…わからない。
荻原規子さんの小説と言えば
勾玉シリーズ。
あまりにも夢中になってしばらく浮世離れしてしまったほどなので
どうしても、その後の作品には点が辛くなる。
これももちろん…。
しかし、その先入観を持たずに読めば、楽しい。
ヒロインは、不思議な力をもったこれこそ浮世離れした少女で
(このヒロインをうけいれられるかどうかも楽しく読めるかどうかの分かれ目かも)
まわりを陰陽師の末裔だの山伏の末裔だのがうろうろしている…学園物。
勾玉…とぶつぶつ文句を言いながらも6巻。
大団円と言っていい形で終わったと思うので
胸が暖かくなり、ちょっと点が上がった。