このごろ読んだ本(2月)



移動祝祭日        ヘミングウェイ

ウサギが丘のきびしい冬  ローソン

QED 出雲神神話      高田崇史
    
夜市           恒川光太郎

地球の生活        山川直人 (コミックス)


とある、カフェに、小さな本棚があって
そこに並んでいた、幸田文の「きもの」を読んでみたら
とてもよかったので、
その隣においてあった「移動祝祭日」も、読んでみようと思っていた。

その題名を憶えていたのは、その言葉に惹かれたから。
なにかとても楽しいことがありそうな、お祭り、パレード、
屋台、みたいなことを想像したから。

実際は、

日の決まっている祭日に対して、
春分の日」のように年によって日の異なる祭日のこと。

らしい。

若き日の、交遊録エッセイといえばいいんだろうか。
多くの作家、詩人、画家などの思い出がつづられている。
フィッツジェラルドのことなども。

しかし…うーん。ろくでもないやつばかり。。
良くも悪くも。。。

図書館の本が古くて
訳も、古かったので、「ぶどう酒」「牛乳入りコーヒー」だの…。
かえって時代を感じておもしろかった。


「夜市」は友達が貸してくれた。
ホラー大賞、受賞作。
怖い話は苦手だと、常々言っている私に
「ちょっと、怖いかも」と、貸してくれたが、怖くなかった。

むしろ、懐かしいような…。
柳田國男の「遠野物語」に通じるような異界譚。



先週、初のカワセミの撮影に成功!…かと
思われたが、うれしさのあまり、手ぶれ&ピンボケ。


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