このごろ読んだ本(10月分)


もう11月も半ば過ぎてしまい、
10月を、「このごろ」とは、言えないが
そういうタイトルをつけてしまっているので。。

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蜜蜂と遠雷 恩田陸

タネが危ない 野口勲

季節のうた 佐藤雅子

黒猫シャーロック 和泉弐式

コミックス

金の国 水の国 岩本ナオ 

夜回り猫2  深谷かほる


ちょっと、少なめだけれども、月末に並行して何冊か読んでいた本が
10月分にはいらなかったせいもある。

蜜蜂と遠雷」は、私が好きなほうの恩田さんだった。
出てくる、クラシックの曲のほとんどを知らなくて
こんなに楽しめたのだから知っていたらもっと楽しめたかと思った。

「タネが危ない」種ができない種を植えて、収穫しているということを
知らなかった。家庭菜園やってるのに。。
蜜蜂が、原因不明で減っているというニュースは聞いたことがあったが
なにやら、不気味だ。どうすればいいのか。
手に入れば、在来種の野菜を植え続ける、くらいだろうか。。

「黒猫シャーロック」「夜回り猫」
貸してくれた人は違うのだが、ネコ本が集まるのは、
アンディがいるせいかなぁ。

3年目記念に、古い写真を。

うちに来て10日目くらい。

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2か月目くらい。すでに今の面影有り。

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「金の国 水の国」ほのぼの。とても好きだった!
なんか賞もとったらしい。賞をとりそうにないほのぼの加減なのに。

「季節のうた」明治生まれの女性の料理エッセイ。
こんな風に暮らしたいと思う数々のことが書いてある.

言葉遣いがとても丁寧できれいだ。

きれいな言葉づかいをしたいと思う。
それは、真似たいと思う。
しかし、中身がともなわねば、メッキははげる。

…なかみ。


話はそれるが…

こんなふうに、読書感想を書くと
思っていることと、微妙に違うようにしか書けない。

いや、物事すべて、言葉にしたとたんに、思っていることと
ずれてしまう。

もやっと、ぼんわりと、頭の中や心の中にあるものを
ある言葉にしたとたんに、それはくっきりした形になるのだけれど
その形は、もう、私のなかにあったものと微妙にちがうのだ。

このごろ、とみにその思いが強い。

こんなにおしゃべりなのに語彙は足りないのか!

なんとなく、語彙の問題ではなく、自分が思ってることを
自分でわかってないんじゃないかという気がする。

そうだったら、結構、大問題だ。。