夏至だから、善は急ごう

今年最初の、つゆくさのはな。

朝、プランターの水やり中に、みつけた。

早朝までの雨に濡れている。

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善は急げ、で、何を急ぐのかというと

「四季仮名往来」から、なにか関連あることを書こうということ。

なにも、冬至まで待つこともないかと。

…しかし、急いでみたものの。

「四季仮名往来」には、夏至のことは一切出てこない。

(ちなみに、「四季仮名往来」は江戸前期にかかれた年中行事の由来を

手紙形式にした書物で、書道の手本として、つかわれたらしい。)

調べてみると、今日は、旧暦では5月8日。

そう、数日前が端午の節句だったのだ。

ちまきは食べていたらしい。

そして、五色の糸で結んだ飾りちまきというものもあったらしい。

こいのぼりは、まだ、ない。

 

しかし、端午の節句の直後では、夏至ももりあがるまい。と、勝手に推測。

しかも、田植えのシーズンだし。

田植えと言えば。

農家生まれの祖母は田植えのことを「五月」といっていたらしい。

もうすぐ、五月とか、五月がやっとすんだとか。

ちょっと、前まで、旧暦は生きていたんだなと思う。

 

今日は昼頃から、すっきり晴れた。

まさしく、五月晴れ。

空を撮れば、よかったなぁ。

撮ったのは、庭の花。

名まえが思い出せない。

 

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そうそう。

最後にこの一文があった。

「けふより八月つごまりまでかたびら

ひとへをきることにてそうろう」

今と、昔では、やっぱり気温が全然違うんだと思う。

浴衣でも暑い今日だったというのに。

 

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セルフタイマーで撮ったら、部屋が大きく写って

見せられないものが多々。ここだけ切り取ったら

小さくなってしまった。

とりあえず、これは、景気づけ!