あめふりの白露

 

 

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この頃になると、朝露がおりる日もあるということから

白露らしいが、写真は雨の露。

今朝は、急に秋が来たような、涼しさだった。

 

先週、畑は夏の作物を全部片づけてきた。

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バジルは干した。

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ピンポン玉のようなピーマンは

訳あって冷蔵庫でひからびかけていた山椒ちりめんと煮て

ニラとなすは炒めた。

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この夏、ノラ猫三匹同様

だらだらして海にもビヤガーデンにもいかなかった私だが

絶対行きたかった事二つはちゃっかりしている。

 

そのうちの一つ。

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ボストンから里帰りした浮世絵展

早い時期の浮世絵らしいが、細かい。

仕掛けもたくさんあるし、衣装も建具も風物も見るところが多すぎて

見たいところを全部見ようとすると、日が暮れても見終わらない。

しかも、行ったのは最終日前日、午前中しか時間がない日。

図版を買って帰った。

 

たとえば(全然似てないけど)

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こんな風に、帯の間からおはしょりがでていたり

そもそも、おはしょりがどれもふわっとしていたり

裾が長かったり。

とてもたのしい。飽きない。

 

また、暑さが戻ってきたとしても

今年の夏はこの雨でおわらせよう。

 

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網戸越しに私をのぞいている半ノラさん。