トースト三題

本の中のおいしいものシリーズ

トースト編。

まずはしらすトースト。

海街ダイアリー(吉田秋生)に出てくる。

 

おいしいものシリーズにいれたものの…

トーストにしらす?なんかちょっと…と、ずっと思ってた。

 

なのに、作ってみたのは…

二か月ほど前、トーストだけじゃさみしい、野菜が欲しいなと思った時

たまたま残っていた、大根葉とちりめんじゃこ炒めを一緒に食べたら

意外や意外、おいしかったから。

それいらい、春になったら、しらすトーストを作ってみようと思っていた。

f:id:rinngonotane:20190327181328j:plain

しらすトーストとジンジャーミルクティー

 

うーん。。。。ちりめんじゃこのように炒めたらよかったかな。。。

湯通ししたのが悪かったかな。

いや、そもそも、ご飯と食べたい。。

 

(このメニューは大人気みたいだから

やっぱり、私の作り方がまずかったんだと思う。。)

 

さて。

 

もう一つのトーストは「昔気質の一少女 続」(オルコット)で

ポリーが弟のために焼くトースト。

フライパンのようなもので焼いている様子がイラストにあり

二十歳前後のころは、いつも真似してそうやって作っていた。

 

f:id:rinngonotane:20190327183924j:plain

こんな感じ?(笑)

時代考証しないと、どんなパンかわからない。

オルコットの作品の中で一番愛読した。

まじめでけなげでかわいい時代遅れのポリー。

 

そして、最後は…。

これも時代考証しないと、ほんとはどんなパンかわからないのだが。

 

楽しい川辺(ケネス.グレーアム)

感じの悪いヒキガエル君が捕まって牢屋に入っているとき

やさしい牢番の娘が

「両がわは、きつね色にこんがり焼け、バターは、まるで巣に入っている

ハチミツのようにつぶになって穴のなかにしみこんでいるといった」

トーストを持ってきてくれる。

なんとおいしそう。

読むたび食べたくなる。

これもポリー式に作るのではないかと想像している。

 

こんな親切にしてもらったのに、やっぱりヒキガエル君はエラそーなのだ。

ほんとにもう。