読めない本を推理する

先日、出かけた先で、

小さな古本屋さんをみつけた。

新しくてきれいで、おしゃれな古本屋だった。

この頃、古い黴臭くて埃っぽい古本屋さんに出会うことは

とんとなくなって、さびしいけれど

新しい小さな古本屋さんを、ちらほらと見かけるようになった。

古い小さな古本屋さんになるまで、ずっと繁盛してほしい。

 

そこで、足元に積んである山の中から

見つけた一冊の絵本。

またしてもの、ジャケ買い(前回はジャケ借りだったけど)。

 

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あ、このイラスト好きだ!

300円?買う!

 

ロシア語なので(多分)、読めない。

でも、絵本なので大丈夫。(なにが大丈夫なのか…)

 

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目次。

 

一章の中の、タイトルは、ほぼ2ページごと。

これから想像するに、詩か、歌の歌詞、短い昔話?

 

そして、めくっていくと、すべてのページに挿絵があり

短めの文章がついている。

それぞれの挿絵につながりはなさそうだ。

 

 

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鍋が歩いて海か川に落ちているところ?

波間に浮かんでいるものはなんだろう?

 

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王様と女王様?

 

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山猫と豹?

 

鍋が歩いて川に落ちたり…

王様と女王様がいたり…

豹のページの文章は韻を踏んでいるような気がする…

 

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なんとなく、マザーグースを思い出す。

写真を撮らなかったほかの挿絵も、やっぱり、マザーグースを連想した。

なので、ロシアのわらべ歌かなと、思う。

 

推理完了。