「りんごのたね」と「かきのたね」

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ブログのタイトルをつけるとき、ほんとは、「かきのたね」にするつもりだった。

昔話では、サルは拾った「かきのたね」よりカニが拾った「にぎりめし」がほしくて カニをだます。

目先の団子に気を取られて、カニをうらやむサル。

私は、外観、中身、ともに、サルっぽいので、ぴったり、と思った。

しかし、その数日後、「柿の種」寺田寅彦 という新聞広告を見つけた。

今なら、お、うれしい偶然と思うだけのような気がするが その時は、…同じとはおこがましい…などと妙な事を思ってりんごに代えた。

もともと一番好きな果物は「りんご」だったし アメリカの昔話にある、「りんごのたね」を、道々にまいていくおじいさんの話も 好きだったので。

写真は、ちるるちゃんのまねをしてつくったほんのり赤いリンゴジャム。

ブログを始めたすぐ後に、寺田寅彦の「柿の種」は図書館で図書館で借りて読んだ。 なぜ、柿の種をいう題名なのかは、書いてなかったような気がする。