読んだ本
予約していたことを忘れてしまったころに 順番が回ってきた「夢見る帝国図書館」中島京子。 返す前に、五回くらい読んだ。 ひさしぶりに、物語の中に迷い込んでしまった。 以下、ネタバレ有りの、わけのわからぬジグソーパズルのような感想。 もし、これから…
コーヒー豆の店で、焙煎してくれるのを 店の本棚にあった「一杯の珈琲から」(山川直人)を読みながら待っていた。 三巻くらいまでは読んだことがあったから、六巻を手に取った。 一話完結なので、飛ばしても大丈夫。 変わらず、かわいいおもちゃみたいな絵…
ひさしぶりに、本の感想。 まゆちゃんが読んでケーキを食べたくなったという… スイート.ホーム 原田マハ 宝塚市にある家族で営む小さなケーキ屋さん一家と そのお客さんをめぐる、短編連作集。 主役はこの街ではないかというくらい いって見たくなるような…
碧野圭 著 冒頭の結婚式のシーンから、先輩社員と後輩の激しいバトル。 しかも、女性同士で、 しまった、こんな話だったのか、借りなければよかったか?と思った。 しかし、いつもいい本を紹介してくれるSNSの友達が 面白かったと書いていたのだから~と …
梨木香歩 著 家守綺譚の主人公、綿貫征四郎が書いた本…ということで 書きすすめられている。 家守綺譚の続編とおもってまちがいない。 家守綺譚は、私の好きな本、ベスト3にはいるくらい 好きな本だ。 そして、この本はほぼ、家守綺譚の雰囲気のまま進む。 ……
宇根 豊 著 著者は、福岡で 農業改良普及員だったのち 減農薬運動をはじめ 「農と自然の研究所」を設立、 今は念願の百姓に専念、とプロフィールにある。 多分、この著者名はペンネームだと思うのだが。 畦 豊か。 勝手な連想。 この本を一口で説明するのは…
アリソン アトリー 著 珍しく絵本を借りてきた。 絵は こみねゆら という日本の画家が描いている。 けど、なんだかイギリスっぽい。 くつやさんと妖精の話なのだが 寝てる間に、靴を仕上げてくれるという小人の話とは ちょっと違う。 違うけれど、昔話っぽい…
越谷オサム 著 ちょっと前に、松本潤と上野樹里主演で 映画化されていて、CMを見るたび ビーチボーイズの素敵じゃないか♪がかかっていて 気になっていた。 「いとみち」の作者だけに、ビーチボーイズファンの 登場人物がいるんだろうな、という予想は大当…
川上弘美 著 クウネルに連載されていた短編集 読んでいるときに、小説の長さから、ひょっとして?と思っていたが 巻末をみて、やっぱり…と。 クウネルは3,4冊買ったことがあるけれど たまたま、そこに載っていた小説はどれも不思議がないものばかりだった…
木崎ちあき 著 友達のフウガさんに借りた本。 えっ~と。 これは、自分は面白く読んだんだけど 人がバンバン死ぬし、ネットの書評にも荒唐無稽と さんざんに書かれていたりするんですよぉ。 そのつもりで読んでください。と貸していただいた。 で、ほんとに…
川上弘美 著 参加しているSNSの読書会の選書。 私が選書した。 読み返したくなったので。 感想は読書会に書き込んでいるので 終わったら、書いた分をコピペする予定。
高楼方子 著 たかどのさん、二冊目。 中学生の女の子が主人公。 父親の転勤をきっかけに、二ヶ月だけ、下宿生活をする。 十一月荘で。 ここにいる間に、彼女はノートにお話を書く。 その書いた話と現実が、不思議なリンクをして…。 これはファンタジー度合い…
伊集院静 著 二年くらい前に、NHKのドラマ「坂の上の雲」をみて 正岡子規のことは少し知っていた。 ただ、「坂の上の雲」は正岡子規と秋山真之兄弟の話だったので 漱石はちょっとしかでてこない。 この本は、漱石との交友を中心に書いてあるということで そ…
余裕がない~と言ってる時にかぎって 予約していた本が、かたまってやってくる。 もちろん、キャンセルすればいいんだが そこは、半年以上も待った本もあるので…。 これも一年くらい待った本。 ちょうど予約した頃、囲碁友がアニメのDVDを貸してくれたの…
上橋菜穂子さんのエッセイ…ではないか、 聞き書きというのか、 瀧晴巳さん、構成、文と表紙にある。 守り人シリーズや、狐笛のかなたになど 十数年前に読んで、ほぼ忘れてしまっていて 読み返そうかなと思っているところだった。 現役の文化人類学の先生を続…
妹に勧められて読んだ本。 特にこの本というわけではなく 高楼 方子(たかどのほうこ)さんの本はきっとお姉ちゃんが好きなはずと。 ただし、ネズミの本以外という但し書き付きで。 名前を聞いたことがあると思ったら 息子が小さい頃もっていた絵本「まあち…
こんこんさま 中脇初枝 ずっと気になっていた作家だった。 高校生で「ぼっちゃん文学賞」をとっている。 そのインタビューを、昔、雑誌で読んだ時 柳田国男の本があれば他の本はいらない…というようなことを 語っていて、いつか読んで見ようと思いながら、二…