天気がいい日は、一日一回は曇久里森の梅の林に散歩に行っている。
思ってた以上に、私は梅の花が好きだったようだ。
ちょっとずつ、ひらいた花がふえていく。
今日は、出先でいただいた唐揚げ弁当をもったまま寄り道して
メジロと一緒に昼ご飯を食べた。
そんな連想から、ここしばらく、坂田靖子のマンガを読みかえしていた。
晴耕雨読ならぬ、晴れたら釣り、雨に読書の主人公が
釣りで化け物鯉を釣ってしまい、化け物鯉や行き倒れの仙人や
正真正銘の化け物と知り合ってしまう、とぼけた話、「天花粉」や
桃源郷っぽいのが入った短編集を何冊か読みかえした。
のんびりしていて、ぐうたらで、でも人は良くて、という
主人公が多く出てくる。
そういえば、マンガじゃないけど「僕僕先生」の主人公、
王弁もそんなやつ。
いいなぁ、そういうの。
いいなといえば、
僕僕先生は、持ち運びできる桃源郷みたいな家を持っていて
それも、うらやましい。
王弁になって僕僕先生についていきたい。
あ、一巻に限り。
あのシリーズは、だんだんうら寂しく、
胸がスースーするような気持ちになってくるので、
一巻が一番好きだ。
ここいらへんから連想は、まだまだ続く…が、
迷宮にはいりそうなのでカット。
とりあえず、今日は、弁当の唐揚げが、
まちがいなく、人生で三本の指に入るくらい美味しかったので
とてもいい日だった。