連句って?

ちるるちゃんから送ってもらった「言葉の園のお菓子番」

「見えない花」「孤独な月」という副題の二冊。

これに、連句というのがでてくる。

 

簡単にあらすじを言うと…

 

勤めていた書店が閉店し、無職になった主人公一葉。

亡くなった祖母が書き残したメモにしたがい

祖母が楽しんでいた「連句」の会へ、お菓子をもって挨拶に行くが

そこで、自分も「連句」を始めることになる。

月に一度の、その会との一年を書いた話。

 

おばあちゃんが、毎月、季節のお菓子を持って

会に行っていたので、お菓子番という題名になっている。

 

無職になった一葉が、この会の縁で、新しい仕事に出会う。

毎月のお菓子。

連句

 

この三本立てでストーリーは進んでいく。

というか、ストーリーはほとんど、ない?

会の様子で連句というものが、おぼろげにわかる、

お菓子がおいしそう、そういう風に私は読んだ。

それと、今どきの仕事の広がり方…。

 

二月の手土産は、豆菓子だった。(節分があるからか?)

 

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本の中に出てくるのとは、タイプは違うが…

 

ところで、連句というものがあることをこの本で初めて知った。

俳句は、575で、季語がある…程度の知識。

俳諧連歌は、区別がつかないし、よく知らない。

 

調べてみたら、連歌がもともと一番古くて

それから、俳諧になり、連句、俳句、というものが出来てきたらしい。

 

まぁ、ざっと読んだだけです。。

詳しい方、いらっしゃっるだろうか。。

 

この本に出てくる「連句」はとても楽しそうだ。

長年やってる人でも、ルールがよくわかってないらしい。

たくさんの決まりがあって、用語があって…

結構、間違って、「あ、それはダメです」とか言われてる。

「捌き」といわれる選者くらいしか、決まりを熟知してない。

 

…と書くと、規則ばかりで、ちっとも楽しそうじゃないが…

 

私は、その決まりがたくさんある所がゲームっぽくて

面白そうと思ったのだった。

詩より、短歌、短歌より、俳句、とゲーム性が強いほど

好きなので。

 

そして、和気あいあいとしていて、

老若男女、来るもの拒まず、去る者追わずで

風通し良くて、楽しそうなその会…

なんか、既視感あるな、と思ったら

私が入れてもらってる、囲碁サークルと似ていたのだった。

 

連句、やってみたいなぁと、かなり思ったが

この楽しさを左右するのは、メンバーだろうな~

なので、きっと、することはないだろうな~。

 

イムリーにも、

りあさんのところで、「名のつかぬうちぞめでたし春の草」井月

と、いうのを読んで

りあさんとの爆笑?解釈談義をしたりしていたときに読んだ。

なので、ちょっと運命も感じたりしたんだが。。

 

俳諧俳諧師や井上井月のこともちょっと調べてみた。

ちょっと、だけど。

それでも、一度に書ききれないので、気が向けば

また、今度、違うお菓子を食べながらこのこと書きたいと思う。

 

そうそう、本に戻るけれど、お菓子といえば、

一葉は、それから、ずっと

おばあちゃんが、土産にもっていっていたのと同じお菓子をかって

毎月、自分も、持っていくんだが…

結構、老舗のお菓子が多いし、人数も10人くらいいるし…

無職なのに、財布は大丈夫なのか?

周りの人は、気にしてないのか?

いや、あとで割り勘してるかも?などと、フィクションなのに

こんなことが、気になってしまうのだった。。。

 

うーん、言いたいことの5分の一も書いてない気がする。

ぼわんぼわんと、感じたこといろいろであって

きちんと、思ったこと、として、頭の中で片付いてないからだ。。

が、待ってても、片付くとも思えん、ので、Enter!

 

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