ハルちゃん…ハルジオン。
ヒメちゃん…ヒメジョオン。
この二つの植物のかわいい見分け方をネットで見つけた。
NEW草花遊び研究所のinoriさんという方が
学生時代に先生に教えてもらった見分け方だそうだ。
ハルちゃんは町娘
ハルちゃんは早起き(早く咲く4~5月ごろ)
箪笥のなかは空っぽ(茎は空洞)
小さなころから頭を下げてご挨拶(蕾は柄ごとうなだれる)
古い着物も大切に(根出葉が緑色のまま残る)
ヒメちゃんはお姫様
ヒメちゃんはお寝坊さん(遅く咲く5~10月ごろ)
タンスには着物がいっぱい(茎には綿のような髄が詰まっている)
小さなころから堂々と(蕾は垂れない)
古い着物はすぐ捨てる(根出葉は開花時には枯れている)
根出葉というのはなにか知らなかったので検索して見たら
地上茎の基部についた葉のこととある。
茎が出始めるときにに生えている葉っぱのことらしい。
茎のなかは観察してみたが、見事にハルちゃんの箪笥は空っぽ。
ヒメちゃんの箪笥は白いほわほわしたものでいっぱいだった。
ヒメちゃんの蕾
花が咲いている横の蕾は、ちょっとうなだれているけれど
咲く前の蕾は、このとおり、まっすぐ上を向いている。
ヒメジョオンは眺めていると、あでやかなお姫様というより
田舎の大名の質実剛健な姫という気がする。
すっくと立っている様子は、なぎなたでも振り回しそう。
きっと、地元の産業を盛んにするためにたくさんの着物を着てるのに違いない。
捨てるんじゃなくて、腰元たちにあげているんだろう。
などと、勝手な想像をたくましくしていたが…
ハルちゃんも、ヒメちゃんも、出身は北アメリカなんだとか。
そうなると、また、連想が飛ぶ、飛ぶ。
昔気質の一少女(オルコット著)だ!
ハルちゃんがポリー、ヒメちゃんはファニーだな。…などと。
しかし、あまり、空想の羽を広げすぎると
肝心の見分け方が混乱してくる。
たいがいにしておかねば。。
姫ちゃん’s