こんな小鳥

追記 (1月18日)

 

鳴き声から調べてみたら、なんとメジロだった可能性が高い。

調べているうち、チュルチュルとメジロが鳴くとあったので

youtubeで、聴いてみたら、ぴったり当たりだった。

群れで移動しているのも納得だし

形もぴったり。

逆光で見たとはいえ、メジロを間違うとは。。

 

 

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昨日、アップし忘れたイラスト。

梅の木に止まっていた野鳥。

スズメより小さくて、6,7羽の群れで

チュルチュルチュルとかわいい声で鳴いていた。

背中は薄いグレーでお腹は薄いクリーム色。

くちばしの色は忘れてしまった。

 

調べてみたけど、ピッタリのは見つからず。

写真が撮れたらよかったんだが、

カメラを構えたら飛んでってしまった。

 

 

梅、もう八分咲き&アンディの悪行

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梅の香りが好きだ。

ぼーっと花を見上げると

空が青い。

 

いい気分で、家に帰ると…

あれまー。

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よそ行きセーターの袖が齧られている。

その上、ネロネロ。

毛糸の帽子も齧られている。

アンディに食べられた。。。

届かないはずのところに置いていたんだが

毛糸を齧りたい一心で、なんとか登ったらしい。

 

帽子はあきらめる。

ずいぶんくたびれていたし。

セーターはとりあえず、洗濯して干している。

なんとか、修理したい。

 

 

スイート.ホームは甘い

ひさしぶりに、本の感想。

まゆちゃんが読んでケーキを食べたくなったという…

スイート.ホーム 原田マハ

 

宝塚市にある家族で営む小さなケーキ屋さん一家と

そのお客さんをめぐる、短編連作集。

主役はこの街ではないかというくらい

いって見たくなるような描写がたくさんある。

 

悪い人はいない。

しあわせな家族がたくさんでてくる。

骨折したり、ちょっと片思いしたりもあるけれど…。

ケーキ屋さん一家は、毎年キンモクセイの咲くころ、

いい香りに包まれて家族写真を撮る。

しあわせの象徴なのかな。

気持ちよく読み終えて、そう!ケーキが食べたくなる。

おいしそうなのだ。

常連さんの料理の先生の料理もおいしそうだし

どの人になりたい?って聞かれたら、私は彼女になりたいなと思う。

 

帯にちょっと、文句をつけたい。

裏側の帯。

「さりげない日常の中に潜む幸せを掬いあげた、

心温まる連作短編集。」

 

心温まるのは、まちがいない。

でも、「さりげない日常」ではないと思う。

おとぎばなしだから。

王子様もたくさんでてくるし。

こんな日常は…ないよな、って思うんだが…だんだん声が小さくなってくる。。

 

あるのか?

あるかも。

というのも。

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 ちょっと前に読んだ「庭のつるばら」庄野潤三

これはエッセイなのに、やっぱりおとぎ話っぽかったから。

 

題名にひかれ、手に取った。

手に取ってみると、カバーのイラストがかわいい。

庄野潤三さんの本は読んだことはなかったが、

お兄さんの庄野英二さんの「星の牧場」が大好きだから、

きっとおもしろいだろうと

無茶なおもしろそう予想を立てて開いてみたが…

 

晩年の日々の暮らしを書かれたエッセイで、

ほんとに自分用のメモのようなエッセイ。

え?これが続く?と不安になるほどメモ。

孫が来たとか、妻がピアノの練習曲を弾いたとか

娘に宅配便で何を送ったとか。。

そういうのが繰り返される。

 

ええっーと思いながらも、読み続けるうちに

毛糸で細編みをしているような、心地よさに浸ってくる。

繰り返しが心地よく、幸せな空気を共有しているようで

読み終えたら、おとぎばなしの世界に行っていたような気がしてくる。

スイート.ホームとなにか、共通するものがあったのだ。

 

だから、あるのかも。

 

注意!

共通するものを感じたのは個人の感想であり

その効果を保証するものではありません。