小満

花が咲き始めたガクアジサイ

ブログで、二十四節気の日には更新しようと

決めたおかげで、初めて知った小満という言葉。

秋に植えた麦が穂をつけ、ちょっと、ほっとしたから

小さく満足で、小満だとか。

実際、麦が無事に穂をつけたら、ちょっと安心どころではなく

相当ほっとするだろうと思うが。

諸説あるらしい。

もうちょっとで、実るから、小さく満足、という説は

そっちのほうがわかる気がする。

ちょっと育ってうれしい青じそ。

そろそろ、間引いたほうがよさそうな気がする。

小満のときに食べるものがないかと、さがしてみたら、

麦飯にとろろというものを見つけた。

作ろう！と思っていたが、帰りが遅くなったので、スパゲティにしてしまった。

しかし、ゆでながら、あ！でも、これも小麦だ！アップしよう！と

思っていたのに、思い出したのは、皿が空になってからだった。。。

季節の実のり…といえば、青梅。

はじめて自分でもいだ。

梅シロップと梅みそにしようと漬けた。

梅シロップははじめて。

おいしくできるといいな。

小さく満足という説が、あってるのか違っているのかわからないけど

いい言葉だ。

小さい満足が日々ふりつもる。

番茶菓子

番茶菓子　幸田文　著。

友達が、きっと私が好きだと思うと勧めてくれた。

彼女が読んでいた本は、文庫だったけど

私が図書館から借りてきた本は、単行本で、昭和３２年出版のもの。

近くの図書館は、ときどき、こんな古い本が貸し出される。

私が生まれたころのこの本。

なんと、まだ、旧漢字、旧仮名遣いだった。

この本は、かえって雰囲気にあっていて、とてもよかった。

可能なら、古い本は、旧字で読みたい。

エッセイ集なので、一編は数ページなのに

一つ一つ、短編のように行間に、気持ちも景色も色も風景も詰まっている。

幸田文さんのことだから、もちろん、着物エッセイもある。

駆け出しの私には、とてもたどり着けない手触りの感覚も詰まっていて

こんな風になりたい…と思って、読んでいれば

今の私より、はるかに、幸田さんが若いころに書かれている。

…がーん。

そうか、そうか。。

気落ちしつつ。

出遅れたけど、今からでも。

さくら

萌

どちらも、半襟と帯締めの色でテーマに合わせた。

ちょっと、安易だったなぁ。

次のテーマは、頑張ってみよう。

これは、「とある着物教室の授業が、楽しそうなので

自分も勝手に参加してみよう！」コーナー。

コブタの表札

先日の、これは何でしょう？の正解は

クマのプーさんに出てくる、コブタの家の表札でした。

栄えある、正解者、ちるるちゃんには、豪華粗品をお送りいたします。

☆★★☆★★

この庭は路地なので、ときどき通り抜けられるかと

まちがって入ってくる人がいる。

なので、簡単な扉をつけている。

「トオリヌケ　キ」はピッタリだと思った。

あの形の廃材を見つけたら、作らずにはいられない。

※↑これについては長くなるので、興味がある方は

クマのプーを読んでください。

なお、元の英語とこの翻訳のおもしろさについては、いくつか解説サイトがあります。

「トオリヌケ　キ」で検索するとでてきます。※

さて、その扉の向こう側の庭には。。

コブタはいないが、いろいろ植えてある。

いつしか植わっていたものもある。

 ヒメヒオウギの赤と白。

白くてもヒオウギなのか？といつも思う。

 はびこる一方のユキノシタ。

忘れなかった年は、葉っぱをてんぷらにする。

今年は忘れた。

ガクアジサイのつぼみ。

実は、これもはびこる。

バジル。

少し育った青じそ。