仮名四季往来によると
今日より五月四日まで袷を着まいらせ候、とのこと。
旧暦で行事しよう運動をやってはいるものの
今日からひと月、袷は、無理だなぁ。
困った。
季節と合わずに、花も咲いてないから
旧暦で行事を、と思うのであって
暑ければ、四月からでも単衣を着ようよ、と思う。
幸田文さんの「きもの」に
この衣替えをまたずに、動きにくくて気持ちが悪いと
袖から、綿を抜き取って捨てた話があった。
冬は着物に綿を入れるという話は聞いたことがあったが
これを読んで、妙に実感したことを思い出したり。
一年中 毛皮でも
問題ないっす。
冬は湯たんぽ、夏は保冷剤、抱きかかえてるけどね。
仮名四季往来は、しばしば宮中ではという言葉が出てくる。
しかし、往来物は町人が愛読したらしいので
市井の生活を書いた往来物もあるのかもしれない。
仮名四季往来を追っかけて、あとちょっとで一年。
四季をめぐったので、今度はそういうものを探してみたいが
見つかるかな。
連休中はおとなしく家の周りでうろうろ。
カエデの種がかわいい。
梅！
不明！
ガクアジサイのつぼみ
サンショウ 今年はまだアゲハの幼虫がいない。
ハハコグサ？チチコグサモドキ？
カエデ、ウメ、不明、は、近くの公園。
ガクアジサイ、サンショウは、仕事場の庭。
近場も近場。
公園へ向かう道を歩くと、青空に街路樹がいっせいに
萌えたっている。
この景色を撮りたいと思うけれど、撮った写真を見ると
こんなんじゃない！もっとうわーっとなってて、とか思う。
見たまま感じたまま、撮れるわけではないのだなぁ。
それで景色はあきらめて、小さい緑を撮ったけど
これはこれで、やっぱり見たままじゃなくて何やら違う顔になる。
腕っ？！
それはそうと…
木の芽みたら、ちらしずしが食べたくなった。
明日は、ちらしずし作ろう。
きゅうり
つるありいんげん
つるなしいんげん
なすび
ピーマン
ミニスイカ
ニラ
週末に植えてきた。
きゅうりは、あんまり採れるとリュックが重くて
ヨロヨロになるので、苗は二本だけにした。
毎年、なすびは出来が悪い。
祖母は、なすびは肥料さえやれば簡単！といっていたのに
不思議だなぁ。
なすびも人を見てるのか。。
この夏こそは、つやつやのなすびが見たい。
去年は体調不良で、せっかくできたスイカを収穫できなかった。
今年の夏は、スイカのために、体調万全でいこう。
などなど、あれこれ思いつつ畑の周りをうろつくのがたのしい。
スズメノテッポウをピーピー吹いたり
シロツメクサを摘んだり
トウダイグサを珍しがったり
ケリの子供をみつけたり。
ケリ。
この畑のそばで見るまでみたことがなかった。
いつも田んぼの中につがいでいる。
大きな声で鳴くけど、見た目薄茶でとても地味。
なのに！なのに！飛ぶと、白と黒のコントラストがくっきりした
とても鮮やかな姿になる。
この季節は、ヒナを連れて歩いている姿を見かける。
寄ってくるとんびやカラスを、果敢に撃退していてかっこいい。
写真を撮りたいのだが、私のカメラでは豆粒みたいにしか撮れないので
イラストにした。
どうでしょう？
びっくりですよね！
四月の畑の更新、やや体力に自信がなくなってきつつも
まよわず更新してしまうのは、こんなのも楽しみだから。
もちろん、野菜はいうまでもなく！
