今年は11月11日が、旧暦10月、最初の亥の日だった。
この日に餅を食べると、健康で暮らせるんだとか。
そして、こたつを出したり、茶道では炉開きしたり
まぁ、冬支度はじめるぞ、という日のようだ。
茶房くろねこでは、十日前どころか、とっくの昔に
ファンヒーターも出したし、店長は湯たんぽ使ってる。
寒がりで申し訳ない。
仮名四季往来によると
江戸時代、公家では五色の餅を
もみじや菊を敷いたうえにのせたらしい。
色々調べても、亥の子餅はこれぞ亥の子餅というのは無いようだ。
なので、適当に、あるもので作った。
もみじだけは、拾ってきた。
適当な上に、十日ほど遅れている。
(冬支度は早かったのに。)
ご利益はあるのか…
ま、気は心。
店長、今日は、亥の子餅を入念にチェック。
そのあと、餅は食べられないので、
代わりに、店長専用スペシャル猫草にとりかかる。
茶房の窓から紅葉…。(ほんとは、曇久里森の。)
「もみじのじみも」じゃなくなった。