台所のマリアさま

有名なのは、「人形の家」のルーマー.ゴッデン。

私は、それより、「ディダコイ」や「ハロウィンの魔法」が好きだった。

「ディダコイ」は20代に読んだ。

「ハロウィンの魔法」は50代だったか。。

それを借りた時から、隣に「台所のマリアさま」というのが並んでいるのは

見ていたけれど、宗教色が強いのでは?という気がして

ずっと、借りなかった。

 

秋ごろ、古い児童書が読みたいなーと、図書館でうろうろしていて

読みたそうな本は、読んでしまって借りる本がない…。

(絶対そんなことはないはずなのだが…ときどきそういう気持ちになる。)

マリアさま…か、うーん…。

「ディダコイ」好きだったしな、ま、読んで見るか。と借りたのがこの本だった。

 

 

いやいや、宗教色は強くなかった。

確かに、聖母像の絵にまつわる話ではあったけれど。

 

読み終わった後、なんで私はこの本がこんなに好きなんだろうと思った。

 

あらすじを書こうとすると

なぜ、好きだと思ったのか、わかる気がしてきた。

が、あらすじ書くと、ぶち壊しな気がしてきたので

好きな本だった。で終わりに。。。

 

「ディダコイ」「ハロウィンの魔法」が、大雑把に言えば

辛い状況にあるこどもが

理解ある大人と出会って幸せになる話だとすると

この「台所のマリアさま」はそのパターンではなかった、とだけ。

 

中途半端な読書感想でスイマセン!!