今月初めに、図書館が開館したので
読みたい本を書きとめておいたメモを
握りしめ、週一ペースで通ってしまった。
予約の本と、メモしていた本を借りた中で
唯一、ジャケ借りしてしまった本が一冊。
子ども図書館の入り口に、
表紙を見せて並べてあった本のイラストが
あんまりかわいかったので。
「ヘフツィール物語」アレクサーンドル.レペトゥーヒン
父親である作者が、娘二人に語り聞かせた、ロシアのプーさんのような話。
ダーチャ(ロシアの貸し農園、週末菜園)に遊びに行ったナースチャの
ところに、ウサギがやってきて…
寝る前にお父さんが、その場で考えながら
娘に話してやっているような(多分、そうだったんだろう)話。
うちの菜園(プランターを置いたうちの露地)にも、
遊びに来ないかなぁ。
(ピーマン、小さな実をつけて、立ち直ったか?と思われたが
小さなミニトマトくらいで止まってしまった。。)
紫蘇とバジルはふさふさだけど、好きかな。
実は読み始める前に
衝撃の一文を読んでしまい、動揺しながら読み始めることになった。
作者による前書きには、挿絵も私が描いた、と書かれているのに
その横には※印がついていて
日本版の挿絵は、別の人である!と書かれていたのだ。。
いや、確かに表紙に惹かれて借りたけど
作者が描いた挿絵を使わなくてどうするんだ!
やや、いきどおり…
表紙がかわいいと借りた気持ちを持て余しながら読んだのに
思いっきり、楽しめたのは不思議だ。
その後、どうしても、作者の挿絵が見たくて
本の題名が原語で書いてあるサイトをみつけた。
あぁ、やつらはこんな顔だったんだ!
やっぱり、これ、いいなぁ。
あれ、へんなオジサンもいる!作者?
ХЕХЦИРСКИЕ СКАЗКИ.
↑これが原題