友人のブログ見て、読んだ「ラズベリーデニッシュはざわめく」ジョアン・フルーク
題名から、てっきり「日常の謎もの」だろうと思い込んでいたが
殺人事件だった。
とはいえ、推理をするのは、お菓子職人のハンナさんで
店に出すお菓子の調理風景が、次から次とでてきて
(しかも、レシピ付き。)おいしそうなことこの上ない。
読みはじめて気がついたのだが。。
これ、シリーズものだった…もう23冊目。21巻。
しかも、ずっと昔、一冊読んだことがある、うっすらとした記憶。
多分、第一巻。
(そのときも、友人が読んでたから読んだのだった。)
その時、つづけてシリーズ読まなかった理由は忘れたが
(出てなかったのかもしれないし)
今回は、もう、これ一冊にしておこうと思った。
おもしろくなかったからではない。
あまりにも、「おいしそう!」なのだ。
各章ごとに、これでもかと出てくるお菓子とそのレシピ。
読んでいる間に、スーパーにクッキー買いに走ってしまった。
次の日、スコーン焼いた。
小麦と砂糖とバターを混ぜて焼いたものを食べたい!
頭の中がそれでいっぱいに。。。
読み終わっても、数日その影響が続く。。。
これは読みつづけられない。
主人公の旦那さんが失踪してしまっているので
続きが気にならないことはないのだが、危険すぎる。
それが、大体ひと月くらい前の話。
しかし!その中に、いつか作ってみようと思ったレシピがひとつだけある。
文中のレシピの中のお菓子ではないもの。
あのガンボが出てくる歌の題名でもあるジャンバラヤ。
これは、ルイジアナの名物料理のはず。
ハンナさんはミネソタ在住設定。
ミネソタといえば、連想するのは「私はミネソタのたまご売り~♪」と
「大きな森の小さな家」シリーズ…
カナダと接しているくらい北の方。
ということは、ジャンバラヤは、全国的家庭料理になっているらしい。
多少、レシピも元祖と違うかもしれない。
スロークッカー使うし。
主婦の味方、スロークッカー。
本はもう返却してるので、うろおぼえだけど、
「準備大変だったでしょう?」
「ジャンバラヤだから、簡単なのよ」そんなやりとりも。
いつか作ろうと思って忘れていた。
連休も、例年通り、いつもどおりの毎日だし
ここはひとつ、思いっきり遠出だ!
これを作って、アメリカ気分だ!探偵だ!と作ってみた。
「材料を切って、スロークッカーにぶち込み、
出来上がったところで、炊いたご飯に混ぜる。」
そこはレシピ通りにするが
家にないもの&近所のスーパーに置いてないものは、
代用したり、なしで。
ビーフブロスは水で。。。
チキンとエビ、だけど、チキンだけで。
ホールトマト缶は缶の味が苦手なのでトマトジュースで。
小説の中のサラダは、
インゲンと固ゆでたまごとベーコンのジンジャードレッシング添え
だったけど、キュウリとたまごに。
ジンジャードレッシングは、作り方が書いてなかったので、
オリーブオイルと酢と塩こしょうに、おろししょうがを入れてみた。
風味のいいチキンライス。
おいしい、いくらでも食べられる。
スロークッカー加熱中の良い香りは、文では伝えられないくらい。
ただし、なんか馴染みの味だったので、
アメリカ気分にも探偵気分にもならなかった。
いろいろ、端折ったせいかも。。
でも、簡単でおいしかったので、しょっちゅう作りそうだ。