読書

百枚のきもの

近頃、ウインドウショッピングすると、若い女の子向けの服がかわいい。 今年の流行は私が好きな服ばかりで、見るだけでたのしい。 こっそり買って、かばんにいれて、どっかで着替えて歩いてみたら楽しかろう~。 というと、とある人に「女装癖の中年オヤジみ…

漱石俳句集

ここのところ続いていた体調不良が、 検査の結果、悪いところがないとわかった。 この安堵をなにか「カタチ」にと、都合のいい言い訳をして 病院帰りに、春の服を眺めてみたが… いいなと思う服は、とても着られそうにない服ばかりだったので 結局、さしみと…

懐かしのポプリといい香りの話

いただきものの舶来のコロンは、たまのおでかけにしか使わないので コロンなのに、香水のような色になっている。 たまにしか使わないから、つけただけで、めいっぱいおしゃれした気になる。 食い意地が張っていると(前の記事をひきずっているが…)、 コロン…

ハンバーガーと「ロッパの悲食記」

一昨日、出かける用があって、昼は外食の予定だった。 前日から「まくど○るど」の「ニューヨークバーガー」を食べようと楽しみにしていた。 おいしかって聞いたので。 お昼ちょっと前、店先へ。 …ない…。 メニューにない。 店を間違えたかと、ちょっと、おろ…

春の花と「僕僕先生」

先日、調べ物の途中で、偶然、「僕僕先生」を見つけた話を書いた。 本棚から、引っ張り出して、あちこちぱらぱら拾い読みをしていたが 結局、また、最初から読んでしまった。 いつ読んでも、僕僕先生と王弁のやりとりは楽しい。 楽しいだけじゃなく、うん、…

我、食に本気なり

ねじめ正一のエッセイ集。 月刊雑誌連載、三年分ということで36の食べ物がでてくる。 スイカ、アイスクリーム、そうめん、本枯節 梨、ホットドッグ、牛乳、寒天…などなど(もっとほかにも) 子供のころの、思い出の食べ物の話は、なつかしく、あたたかく …

天気のいい日は自転車に乗って

休み明けからずっと寒かったせいか、エンジンがかからなかった。 ひさしぶりの晴天に、思い立って、換気扇を洗い、窓ガラスをふき、さっぱりすっきりした。 さっぱりしたので掃除の後は、自転車で近くの公園をぬけて図書館へ。 通りすがりに、見る梅のむこう…

積読 …

積読というと、ふつう読まずに本を積んでいることを言うけれど このタイトルは、読んだのに感想を書かないまま、枕元に積んでいる本のこと。 よそのサイトの、感想を読んで回るのは大好きなのに 自分で書くのは、なかなか難しく、ついつい後回しにしているう…

もうすぐクリスマス

もうすぐクリスマス…といったって、 実際は、ケーキでも食べるか~というくらいのもので何といってするわけではない。 ケーキのそばに煮ものがあったり、気持ちだけ唐揚げ!があったり…。(^_^;) 毎年、地味に過ぎていく。 それでも、クリスマスは好きだ。 現…

さむがりやのサンタ

今日は一日、体がだるかったので、こたつの番をしてすごした。 晩御飯の用意もしたくない…ので、鍋物にする。 台所に立って、野菜を切っていたら、なんとなく元気が出てきて しなびかけのレンコンをきんぴらにしておこう、 ホウレンソウもしなびないうちにゆ…

新 三銃士

NHK教育の、人形劇「新 三銃士」を毎回楽しみに見ている。 NHKの人形劇を毎回楽しみに見るのは「プリンプリン物語」以来。 原作は子供のころ、黒いチューリップ、鉄仮面、の三銃士シリーズと いっしょにわくわくしながら読んだ。 でも、ストーリーの細かいと…

植物図鑑

「植物図鑑」といっても、図鑑ではなく、有川浩の小説の題名。 ストーリーはとりあえずおいとくとして、とにかく野草を食べるお話で 友達に「きっと好きだよ」とお勧めしてもらって読んだのだが まあ、ほんとに、おやまぁ!であり、楽しかったのだ。 拙作の…

憧れのアフタヌーンティ

紅茶に詳しいともだちのブログで、ホテルのアフタヌーンティが紹介されていた。 おいしそう~。しかも、段々重ねのトレイが素敵だ。 これぞ、憧れ英国式「お茶」、本のなかのシーンのようだ…と コメントしたら、「どういう風に書いてあるの?」とのレス。 ……

今更だが…日食

レンズの用意をしてなかったので、ダンボールに穴を開けたもので 見たが、残念ながらあまり感激はなかった。↑ そもそも、私が浅はかだったのは、九割隠れれば、もっと暗くなると 思っていたことだった。 近所のおばちゃんが、「ありゃ、妙な雲行きやね。」と…

ゑいもせす

夏に「百日紅」を読みかえして以来、 町にでて、本屋さんに行けば、 杉浦日向子さんの漫画を買っている。 今読んでいるのは「ゑいもせす」という短編集。 一話めに、木瓜の実がでてきて あぁ、今頃の季節の話なんだなと思いながら読んでいる。 木瓜の実も、…

百日紅

九月になったのに、公園のさるすべりは、まだ花をつけている。 さすがに、百日の紅。 百日紅というと、杉浦日向子さんの「百日紅」 さるすべりは、作中には全然出てこないのだが 解説によると「わさわさ、もりもり」咲くのが、 このマンガにでてくる「北斎」…

もやしもん

ひさしぶりに、コミックス6巻を、一気読みした。 主人公は「菌」が見える能力をもった農大生。 主人公には、乳酸菌や、麹菌、大腸菌、などなどが ↑のようにみえるという。 (この画は私が、もやしもんの菌風に描いた) 変な教授や院生や先輩たちとおくる、…

少女ソフィアの夏

ムーミンシリーズの作者、トーベヤンソンの本。 童話ではないし おもしろいという本ではないのだが… ものすごく好きな本だった。 図書館から借りてきたのだけど、返すまで何度もよみかえしそう。 もし、読もうかなと思う人がいたら、先入観なく読んでほしい…

ひさしぶりの読書

週末に図書館から本を借りてきた。 「沼地のある森を抜けて」梨木香歩 「ワルガキ幽霊にびびる」香月日輪 まずは夜更かししても大丈夫なように長編から読む。 梨木さんの小説は、いつも違和感を感じて居心地が悪い。 それでも唯一「家守綺譚」はとても好きだ…

MY SECRET GARDEN

何年か前、本屋さんで見かけた、ガーデニングの本のコーナーに 「秘密の花園」が並んでいた事を、なんか変~と書いたことがある。 しかし、久しぶりに読み返してみると、ガーデニングコーナーにあっても おかしくないのかも…という気になった。 写真は、うち…

金印偽造事件

再読の日々

久しぶりに、数冊の本を読んだ。 北村薫の「空飛ぶ馬」「夜の蝉」 本筋の推理もおもしろいが、主人公の生活ぶりが楽しいので 何度も読んでしまう。 漱石「吾輩は猫である」 二十歳前後に、圧倒的に愛読していた。 何十年ぶりに読み返しても、苦沙弥先生とその…

バターになる

ここしばらく、暑いということしか書いてない。 …が、やっぱり書きたい。 暑い! ちょっと、道を歩くと ちびくろさんぼのトラが頭に浮かぶ。 「今まさに、私はバターになりつつある。。。」

旗本フライパン

斉藤洋さんの…エッセイ風不思議ショートショート集 人形がおどったり、狐に化かされたり、幽霊と仲良くなったりと いう話を、まるでエッセイのように、普通に書いてある。 どうやら、主人公の「私」は斉藤さんのようなので 不思議な話ながらも、「ふ~ん、斉…

久しぶりに読書

ここ数日、寝る前のひとときは、囲碁の勉強のかわりに 本を読んでいた。 「エロマンガ島の三人」長嶋有 …題名が題名なので、かなりぶっとんでいるかと 想像したが、わりとふつうにおもしろかった。 短編集で最初と最後の二編が「エロマンガ島」の話。 それに…

只今のBGM&本が近頃ないわけ

私がネットするのは、夜も更けてからが多い。 音楽を聴くのも大体その時間帯なので 窓を開けないと、暑くていられないこの頃では 小さな音でかけるとCDが聴こえないので ほとんど、音楽を聴いてない。 「只今のBGM」がないのはちょっと寂しいが 住宅事…

ぬか床

「家守綺譚」梨木香歩を読み返しているうち 作中に手紙をよこしたと名前だけで登場する「村田」を 主人公にした 「村田エフェンディ滞土録」を読みたくなり、ここ数日読んでいた。 「家守綺譚」の「不思議」はぴったりくるのだが、 この話の不思議さ加減は、…

僕僕先生

ずっと、図書館に予約中だった「僕僕先生」。 やっと、連絡が来て借りてきたその日のうちに、読了。 すごく、たのしかった。 表紙もかわいい。 私も、仙人と友達になりたい…が、「仙骨」も「仙縁」もなさそうだ。 (仙骨がないと仙人になれない、仙縁がない…

魔法の声

「魔法の声」コルネーリア.フンケ著 これだったのか~。 友達のサイトの読書日記を読んで、「魔法の文字」がおもしろそうなので図書館で予約を入れた。これは「魔法の声」の続編なので、もちろん、と「魔法の声」も借りてきた。 で、まずは「魔法の声」から…

カツ丼とパレアナ

パレアナよりは大人なので、小説よりはもうちょっとさりげなく、 イイコトをみつけられるかと、はじめてみたものの…(このブログ) そうもいかない日も多いもので。修行が足りぬか…。 ! 晩につくったカツ丼はおいしかった。 私のとんかつはヒレカツで、粉を…